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2015/11/30
冬の到来を控え、スタッドレスタイヤの交換と脂肪の蓄え(食欲の秋効果)で冬支度が終わった社長の清水です。
11/12(木) 滋賀バルブ協同組合の物故者法要が彦根市の明性寺で行われました。
これは、バルブ産業が地場産業である彦根において、そのバルブ産業に寄与された先人(主に故人の経営者)を敬う年に一度の法要です。明治20年に彦根バルブ業界の祖門野留吉翁が始めた蒸気用カランの製造とその後の丁稚奉公の受け入れや、のれん分けによる独立が彦根バルブ業界の形成の礎と呼ばれています。そんな始まりからもうすぐ130年が経とうとしています。そんな、歴史と背景を感じ、今後の自信の生き方と会社の方針を考える良い機会になっています。
※滋賀バルブ協同組合案内誌より
さて今後、日本は高齢社会が進み労働人口の急激な減少を迎えます。
最近は、この話題が増えてきましたので私も調べてみました。
国の予測では、今の出生率が上がらなければ45年後2060年の人口は、約8674万人でピーク時である2012年(1億2752万人)の68%まで減少、生産年齢人口(16~64)歳はそのうちの約4400万人(51%)しかいません。現在がおよそ7800万人ですので、単純に仕事で社会を支える人が45年で半減するそうです。
労働環境・社会環境が大きく変わる中、労働世代・非労働世代(高齢者・未成年者)の役割や生活環境、会社における事業環境が今後50年で激変するということです。それは、彦根のバルブ業界ももちろん例外ではありません。
日本人はこの問題で、自身の価値観や生き方、生活の大きな変化を迫られている気がしています。
少し話は変わりますが、松下幸之助さんが面接で就職希望者に聞いた言葉があるそうです。
「あなたは運が良いですか?」
ここで、「運が悪いです。」と答えた人はどんなに学歴が高かろうが不合格にしたそうです。
感謝よりも恨みが多く、自分の失敗や状況を人のせいにしてしまいがちだからだそうです。
逆に、「運が良いです。」と答えた人は、自分の努力だけではなく、周囲のおかげで今があると考え、常に前向きな行動がとれるからだそうです。
また世の中は運の良い人、悪い人両方いるそうです。
たしかに運の悪い人がいて初めて運の良い人が出来ますし、また逆もそうですね。
そして運の良い人悪い人それぞれがその状況を受け入れて生きているわけで、そのどちらにも我々は敬意を払いなさいと言う教えもありました。その通りだと思います。
物事は考え方次第です。仕事上の運の悪い出来事も“改善の機会”ととらえられれば運が良いことになります。
ポジディブな発想は、人を幸せにすると言います。
良くなるも悪くなるも、全ては自分の考え方次第!
まずは、会社をポジティブな思考の組織にしていきたいなと思います。
「あれはやれない、これは出来ない。」のネガティブ思考
ではなく、
「これが出来た!これはやれる!」のポジティブ思考!
これだけで人生に中に充実と感謝と共に“運”を呼び寄せるのではないでしょうか。
追伸
このブログを公開した翌日にFacebookで出てきた言葉がタイムリー過ぎて笑いました。
「行動した人ほど運が良かったと言う、
行動しなかった人ほど運が悪かったと言う。」
自分で考えて行動して、その結果はどんな事でも感謝で受け入れる!
真理の探究は面白いものです。
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