水道用仕切弁、消火栓、空気弁の
清水工業株式会社

　2015年も終わりに近づいてまいりました。
この時期あまりにも早い1年の経過に毎年同様の戸惑いを感じており、学習能力が無いのかとお腹にも手を当て自分を疑いたくなる（また体重が増えてきた気がする）社長の清水です。

　1ヵ月ほど前ですが、彦根で行われた元宮崎県知事“東国原　英夫氏”の講演会に社員と行ってきました。地元の商工会議所の主催でなんと参加“無料”。著名な方のお話を地元で直接しかも“無料”で聞ける機会というのはそうそうありません。案内のチラシが、商工会議所の会報と合わせて来たその日に申し込みました。当日は、最前列で声を出して笑わせていただきました。宮崎県知事時代の舞台裏やビートたけしの弟子時代の話は本当に面白かったです。

当たり前ですが成果を出した人の“経験”を聞いて、必ず自分が成果を出し成功するわけではありません。
成功者の本を読んでも同じです。でも、“聞いた人、読んだ人”と“聞かなかった人、読まなかった人”では、成果を出せる確率は雲泥の差があると思います。
先月のブログでも書いた“運の良い人”“運の悪い人”に繋がります。
“聞いた人、読んだ人”と“聞かなかった人、読まなかった人”でどちらが成果を出した“運の良い人”になる確率が高いかという事です。この確率を上げるために、勉強し努力しているのだと思います。“正しい確率”の高い考え方を身に着ける事は簡単だとは思いませんが、それほど難しいことだとは思いません。高校の数学、物理の方がよっぽど難しいと思います。正直、これだけ社会的に評価された人や成功者の本やドキュメンタリーに溢れているわけですから、本来それを見につけることは容易いようなことに感じます。実際、テレビで数学や物理はほとんど扱いません。

でも、実際に考え方を身に付け、“それを元に行動すること”は本当に難しいものと感じます。

正しい考え方をあっさり身に付け、行動出来たらそれこそ人間でない気がします。
これが人間の難しさ・面白さなのかもしれません。

正しい考え方もいくつもあると思います。
間違いだと思う考え方も人間の本能から見れば正しい考え方になるものも多いと思います。
いろんな価値観がありそのすべてが正解だとも思います。
楽しく読んでいる「進撃の巨人」にもそんなテーマのシーンがあったことを思い出しました。

　しかし、会社に‟価値観の多様性”を適用しすぎると機能するとはとても思えません。
個々がそれぞれ“ある意味正解”の価値観を持って動けばバラバラになり成果も出ないでしょう。
要は、清水工業という“組織”がどのような価値観を共有し、その道を信じ生き抜く集団でありえるかと言うことなのでしょう。その向きが合わさりベクトルが大きくなればその方向での成果が出るのだと思います。前述の通り、簡単ではありませんが（笑）
さあ！来年の課題が見えたということで・・・。

お客様・協力会社様をはじめ清水工業に関わってくださっている全ての皆様
ブログを見てくださっている皆様
一年間本当にありがとうございました。
来年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します

クリスマス、年末年始とご家族ご友人とゆっくり過ごして頂ければと思います。