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2017/02/24
1月は彦根市で33年ぶりの60cmの積雪!!
車で普段15分の帰宅に5時間かかった社長の清水です。
車は置いて帰るべきでした・・・。
大雪で翌日臨時休校になった子供は楽しそうでしたが・・・
さて!
経営をしていると本当多くの意思決定をする機会に恵まれます。
これは、人の成長の機会として本当に有り難い事です。
1つの意思決定の積み重ねが人を創っていると言ってもいいと思います。
人は集団で結論を出すときに良く「多数決」という手法を取ります。
私は、「多数決」は企業活動においては絶対にしてはいけないことと認識しています。
当社でも新製品の名称を決めるのに、案の中から投票を行うことがあります。
その結果を意思決定の参考にはしますが、最多得票という事だけでを採用することはしません。
その投票の根拠や、投票者の専門性が多くの場合バラバラだったりするからです。
リーダーは投票結果も参考にしながら総合的に判断し採用を決めます。
リーダーの意思決定というのはそういうものなのです。
仮にその重さに耐えかねて多数決で決めたら責任の所在が無くなり、
単なる“リーダーの思考と責任の放棄”になります。
そもそも意思決定を、「多数決」で決めるのであれば、その会議に必要なのは司会者であり、
リーダーは必要ありませんよね(笑) ※笑い事ではありませんが・・・。
良い会社運営、組織運営とは?
1.リーダーは社会、会社、メンバーの為の方向性を示す。
2.メンバーはその方向性を理解する。
3.リーダーは良い意思決定ができるように死に物狂いで勉強する。
4.メンバーも十分な勉強をして、会社の方向性にあった自分の意見を積極的に言う。
5.リーダーは意見者に対して敬意を持ち、社会・会社・メンバーの為の意思決定を行い行動する。
意思決定の理由や根拠を可能な限り説明する。
6.メンバーはリーダーの意思決定に敬意を持ち、その意思決定にそった行動を共にする。
7.リーダーはその行動をフォローする。
スピードを持って会社・組織を良い方向に持って行くには基本的にこれしかないように思います。
但し、意思決定の全てを一番上のリーダーがしてはいけません。
意思決定の機会を人に与えることも意思決定。
このバランスが、本当に難しい!!
これも、リーダーの醍醐味の一つなのだと思います。
良い意思決定を身に付けるために、
会社においては絶対に多数決で物事を決めない。
究極的には習慣として忘年会の会場ですら幹事の最終判断で決めるべきなのだと思います。
そして、周りは会場やメニューを決めてくれたことに敬意を持つ!
良く敬意をを持たない人が、好きなように文句を言うことがあります。
これがあると、幹事も文句を言われたくないので
‟じゃあ次回は多数決”でとなってしまうのです。
そうすると、組織に‟多数決”がはびこり、
ついには業務の意思決定にまで、無意識に‟多数決”を行うようになります。
‟うちでは何においても多数決は絶対しない!”
それぐらい決めないと、
多数決の甘い誘惑が我々を襲ってくる
気がします。
先日のお休みに家族で「感性にふれる」がテーマのニフレルという大阪の水族館に行ってきました。
水の生き物を中心にカブトガニやオウムガイなど見たことない生き物ばかりで、
ホワイトタイガーなどの珍しい動物もおり、見せ方に工夫が凝らされた水族館でした。
水族館の裏側のバルブも見たかったのは私だけでした。
そういえば魚たちは多数決したりするんでしょうか?
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