水道用仕切弁、消火栓、空気弁の
清水工業株式会社

とある空港の入国審査で、パスポート写真のチェック中に
「You?(あなた？)」と聞かれた社長の清水です。
8年前のスリムな顔が消え去った事は認めますが私です！

先週、アメリカ水道展に出展の為、シカゴに出張させて頂きました。
今回は、当社の出展ではなく、㈱ビワライトによる鉛レス銅合金「ビワライト」の出展サポートとして参加させていただきました。

鉛レス銅合金ビワライトとは
滋賀県と滋賀バルブ協同組合、関西大学が産官学で共同開発した世界で類を見ない新しい鉛レス銅合金（青銅）です。2009年にJIS規格に認定され、2014年にはASTM規格にも認定され、環境対策として現在様々な分野でお使いいただいております。

当社も、滋賀バルブ協同組合の一員として、鉛レス銅合金ビワライトに関わらせて頂いております。

今回、更なるアメリカでのPRのためシカゴで行われました水道展に出展することとなり、その出展サポートをしてまいりました。アメリカ最大級の水道資機材の展示会で、AVKグループとしてもAMERICAN AVK社が毎年出展しております。

今回の展示会は3日間あり、異国の地でお客さんが来るのかという心配もありましたが、
ふたを開けてみれば初日から大手企業さんから地方自治体の方まで、こちらが驚くほどの多くの来客を迎えることになりました。

アメリカでは、ビスマス系・シリコン系の鉛レス銅合金と並んで、ビワライトが高く認知されており、現在多くのメーカーさんで採用、採用の為の試験が行われているそうです。
鉛レス銅合金への関心は、アメリカでの規制の強化もあり非常に高いものでした。

他のスタッフによると、日本企業の意外な集客ぶりに隣のアメリカ企業のブーススタッフさんに、「Why！Japanese people!?!?!?」と驚かれていたそうです。なんと最後は光栄にも「来年もとなりのブースにしないか？」と声を掛けていただいたようです。※すみません来年の出展は未定だそうです

3日目には、アメリカ鋳造協会による最新の鉛レス銅合金の情報がプレゼンテーションされ、その中でもビスマス系、シリコン系と合わせてビワライトが紹介されました。その、認知度と関心の高さは我々の期待を超えており、今回の展示会で今後この鉛レス銅合金ビワライトがアメリカ・日本で、また世界で羽ばたくことを参加者一同確信致しました。今後も、普及に出来る限り尽力してまいりたいと思います。

なお、当社ではSHJグレート仕切弁の弁座・メネジコマとして業界で初めてビワライトを採用し、多数の水道事業所様で御使用頂いております。

今回はビワライトの出展が中心でしたが、アメリカの水道業界の製品や文化を知ることも出来た本当に有意義な出張でした。本業の方にも存分に生かして行きたいと思います。

参加者の皆様お疲れ様でした。