水道用仕切弁、消火栓、空気弁の
清水工業株式会社

暑さも少し和らいだでしょうか、
大分過ごしやすくなってきましたね。
さて、1950~60年前後、当時社名を「清水バルブ製作所」として、
芹町に本社工場を構えていたころの本社事務所を今月取り壊すこととなりました。

1961年に移転してからは、
事務所としてお貸ししたり、社宅となったり、倉庫となったりしておりましたが、
いよいよ老朽化が進んできてしまい、周辺の車庫やブロック塀と共に取り壊すこととしました。

小さな建物ではありますが、高度成長期での創業から30年
良いこともそうでないことも含め、日々その建物の中で当社の初期の事業活動があったのかなと、
想像しながら最後の姿を見させていただいています。

山あり谷ありの事業活動
時代の移り変わりとともに
事業の内容や規模、人も変わります

その間、有形無形の色々なものが作られます。
自然と無くなっていくものもあれば、
不思議と残り続けるものもあり、
時には意図的に壊す必要のあるものもあります。

特に身の丈に合わない大きなものは、
残そうとすることも残さないとすることも労力が必要なことだなと最近感じます。

なるべく身の回りはきれいに
持つものも管理できる範囲で、
あくまで身の丈に合ったサイズかどうかで判断していく
時には背伸びもしてみても・・・

がポイントではないでしょうか

さあ、今月は創業から87年目、71回目の決算であり、
私が専務取締役として実質的に経営を引き継いでから
そして、デンマークのAVK社と資本提携を行ってから
10年目の節目の決算となります。

いろんな方に御指導、御協力、御理解を頂きながらなんとか10年やってこられました。
関わっていただいている方々に、改めて心から感謝申し上げます。

次の10年に向けて、
また新しい期のスタートを心機一転迎えたいと思います。